近年、注目を集める退職代行サービスですが、正社員でなければ利用できないと誤解する方が多いのではないでしょうか。

実際は、アルバイトを辞める際も、退職代行サービスを利用できます。

本記事では、退職代行サービスを利用してアルバイトを辞めるメリットとデメリットを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

また、おすすめの退職代行サービス4選も紹介します。

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バイトを辞める際に退職代行サービスは利用可能

退職代行サービスは、雇用形態に関係なく利用できるため、アルバイトの方でも利用可能です。

しかし、退職代行を利用する前に把握しなければならない点として、雇用形態の期間が挙げられます。

一般的に雇用は、有期雇用と無期雇用で分けられ、アルバイトは基本的に有期雇用です。

有期雇用のアルバイトが契約期間中に辞める場合は、次のいずれかのケースに該当しなければなりません。

いずれも該当しない場合は、退職できないといえるものの、「雇用主と労働者の双方が退職に合意」すれば退職できるため、退職代行サービスを利用して合意を得てもらえば、条件を満たせます。

辞めにくい環境や状況の場合でも、退職代行サービスを利用すれば円滑に退職できるでしょう。

バイトを辞める際に退職代行を利用するメリット

アルバイトを辞める際に退職代行サービスを利用するメリットは、次のとおりです。

それぞれのメリットを確認し、実際に退職代行サービスを利用してみましょう。

バイト先と直接やり取りしなくてよい

退職代行サービスを利用すれば、アルバイト先と直接やり取りせずに辞められるため、次のようなメリットがあります。

アルバイト先に直接退職を伝えると、引き止められるほか交渉力不足により、アルバイト先に有利な形で丸め込まれてしまうリスクもあるでしょう。

また、言い出すタイミングがわからないときや、話し合いのときには心理的なストレスもかかります。

退職代行サービスを利用すれば、直接やり取りする際のリスクを回避でき、心理的なストレスもかからずに辞められるため、ぜひ利用してみてください。

アルバイト先と直接やり取りせずに辞められる点は、退職代行サービスを利用する最大のメリットといえるでしょう。

当日中に退職できる

退職代行サービスを利用すれば、依頼した当日中にアルバイト先を辞められる場合が多くあります。

業者により異なりますが、基本的に退職代行サービスは即日退職可能です。

アルバイトを辞めるときのよくある悩みとして、退職を伝えてからも2週間～1か月は出勤しなければならない点が挙げられます。

アルバイト先の環境や対人関係が悪いと、心理的なストレスを抱えやすくなり、最後まで快適に働けないケースも多いでしょう。

同僚や上司から嫌な対応をされることも考えられるため、依頼当日から出勤せずに済む点は、退職代行サービスを利用するメリットといえます。

バイト先とトラブルになりにくい

アルバイトを辞める際に退職代行サービスを利用すると、トラブルなく辞められるでしょう。

アルバイト先に退職を伝えるとしばしばトラブルになる場合があり、問題が大きくなると訴訟問題にまで発展するケースもあります。

実際は自身に非がなくても、退職自体をアルバイト先から問題視され、迷惑行為として認識されることも少なくありません。

退職代行サービスの中でも、労働組合が運営するTORIKESHIのような業者であれば、正当な手段かつ正当な理由にて退職を伝えられるため、トラブルになりにくいメリットがあります。

また、トラブルのリスクを最小限に抑えたい方は、トラブル回避のための退職代行サービスの選び方もあわせてチェックしてみてください。

有給休暇を消化できる

有給休暇を消化してアルバイトを辞められる点も、退職代行サービスを利用するメリットです。

アルバイトに有給休暇はないと考えている方も多いですが、企業により有給休暇を取得できる場合があります。

有給休暇の有無については、アルバイト先の就業規則を確認する必要があるため、退職代行サービスを利用する前に確認しましょう。

常時10人以上の労働者がいる法人の事業所には、就業規則の制定が義務付けられており、対象となる労働者がいつでも確認できる状態でなければならないとされています。（労働基準法89条）

有給休暇が残っている場合でも退職代行サービスを利用すれば、すべて消化して退職可能です。

バイトを辞める際に退職代行を利用するデメリット

アルバイトを辞める際に退職代行サービスを利用するデメリットは、次のとおりです。

アルバイト先を辞めることに対する直接的なデメリットとはいえないものの、費用がかかる点や悪徳業者のリスクがある点は、退職代行サービスを利用する際のデメリットになり得るでしょう。

費用がかかる

退職代行サービスを利用するためには、25,000～30,000円の費用がかかります。

アルバイトで生計を立てている方からすると、安い金額とはいえないため、デメリットといえるでしょう。

しかし、25,000～30,000円で得られるメリットは非常に多く、ストレスなくスムーズに辞められることから、退職代行サービスへの依頼がおすすめです。

費用がかかるデメリットを意識し過ぎると、安さでのみで業者を選んでしまいがちですが、業者選びの失敗につながりやすくなります。

また、次に紹介するデメリットである悪徳業者に引っかかるリスクにもつながるため、注意が必要です。

悪徳業者のリスクがある

退職代行サービスを利用してアルバイトを辞める場合は、悪徳業者に引っかからないよう注意が必要です。

そもそも退職代行サービスを利用しなければリスクを回避できるため、デメリットとして紹介しますが、慎重に業者を選べば問題ないため、安心してください。

料金が相場よりも安すぎる場合や、口コミが少なく絶対的なよい評価のみ得ている業者は、注意が必要です。

退職代行サービスを利用する際は、信頼できる実績と運営元、口コミによる評判を確認しましょう。

また、本記事で紹介するおすすめの退職代行サービスなら、安心かつ安全に利用できるため、ぜひ参考にしてみてください。

バイトを辞める際におすすめの退職代行サービス4選！

アルバイトを辞める際におすすめの退職代行サービスは、次のとおりです。

料金やおすすめポイント、特徴について詳しく解説するので、ぜひチェックしてみてください。

退職代行TORIKESHI

退職代行TORIKESHIは、退職実績が15,000件を突破し、多くの方から支持されている退職代行サービスです。

労働組合が運営するため、アルバイトを辞める際でもトラブルに発展しにくく、弁護士監修であることから法令を遵守した健全なサービスである点も特徴といえます。

即日退職ができる点はもちろん、退職後も離職票をはじめとする必要書類の受け取りまでサポートしてもらえるため、安心です。

利用料金は一律で税込25,000円で、追加料金は一切ありません。

さらに、全額返金保証も付いており、万が一退職できなかった場合でも返金されます。

アルバイトを辞める際に退職代行サービスを利用したい方は、ぜひ退職代行TORIKESHIに相談してみましょう。

辞めるんです

「辞めるんです」は、審査不要で後払い可能な退職代行サービスです。

10,000件を超える実績を持ちつつ、正社員およびアルバイトの退職成功率は100%と、確実に辞められる点を特徴として掲げています。

退職日が決定してからの支払いとなるため、安心して任せられるほか、顧問弁護士が在籍していることにより、交渉にも強い退職代行サービスです。

利用料金は一律税込27,000円で、追加費用は発生しません。

LINEなら何度でも無料で相談できるので、アルバイトを確実に辞めたい方はぜひ「辞めるんです」に相談してみましょう。

リーガルジャパン

リーガルジャパンは、退職後のフォローが充実した退職代行サービスです。

転職先や未定の場合には転職サポート受けられ、最大200万円受け取れる失業保険を紹介するなど、アフターフォローが充実しています。

もちろん、退職後に給与が振り込まれていない場合や退職後にアルバイト先から連絡が来る場合にも対応してくれるため、安心して任せられる退職代行サービスです。

利用料金は、25,000円に加えて労働組合への加入費が2,000円の、税込27,000円で利用できます。

即日退職や無料LINE相談など、ほかの退職代行と同様のサービスも受けられるため、ぜひ検討してみてください。

退職代行ガーディアン

退職代行ガーディアンは、業界最安級の一律税込24,800円で利用できる退職代行サービスです。

非営利団体のサービスであるため、料金が最低限に抑えられており、退職代行後に起こり得るトラブルの対処も追加費用なしで利用できます。

また、弁護士監修や労働組合提携のような、アルバイト先と交渉できない可能性がある退職代行サービスとは異なり、労働組合法人であることから、安全性の高さがありつつ低コストな退職代行サービスといえるでしょう。

合法的に確実にアルバイトを辞めたい方は、退職代行ガーディアンに相談してみてください。

バイトを辞める際の退職代行に関するよくある質問

アルバイトを辞める際の退職代行に関するよくある質問は、次のとおりです。

気になる疑問や不安を事前に解決し、前向きな気持ちで退職代行サービスを利用しましょう。

退職代行はバイトでも使えますか？

退職代行は、アルバイトの方でも利用可能です。

雇用形態問わず利用できるため、アルバイトでもパートでも利用できます。

ただし、一般的なアルバイトは有期雇用となるため、辞めるためには条件を満たさなければなりません。

条件には、雇用期間や在籍年数、退職理由などさまざまですが、いずれか1つでも満たしていれば、退職代行サービスを利用して、合法的に退職できます。

即日退職は違法ですか？

退職理由がやむを得ず辞めなければならない理由に該当すれば、違法ではありません。

ただし、有期雇用となるアルバイトの場合には退職が難しいケースもあるため、退職代行サービスの利用がおすすめです。

一般的に即日退職は現実的ではなく、辞めるためにはアルバイト先が納得できる理由が必要となります。

退職代行サービスを利用すれば、合法的かつ確実に退職できるよう交渉を代行してくれるため、即日退職も実現しやすくなるでしょう。

退職代行の利用にリスクはありますか？

退職代行を利用する際は、悪徳業者に引っかかるリスクがあります。

アルバイト先と交渉する権利を持たない業者や、お金を振り込んだあとに連絡がつかなくなる詐欺も横行しており、利用する際は、業者選びが重要です。

安心して任せられる業者を選ぶためにも、本記事で紹介した退職代行サービスを参考にしてみてください。

退職代行の利用は転職先にバレますか？

退職代行を利用した経緯は、転職先に伝わることはありません。

退職代行サービスの業者は、個人情報保護を遵守するほか労働組合や弁護士がかかわる場合が多くあるため、転職先に退職代行の利用経緯を伝えることはないといえます。

ただし、転職先に退職した企業の知り合いやつながりがある場合は、人づてに伝わる可能性があるため、転職先を選ぶ際は注意が必要です。

バイトを辞める代行の値段はいくらですか？

アルバイトを辞める際にかかる退職代行サービスの費用相場は、25,000～30,000円です。

クレジットカードや銀行振込、Apple Payなどさまざまな支払い方法に対応している退職代行サービスが多くあるため、任意の方法で支払いましょう。

また、先払いと後払いでも業者により異なるので、業者を選ぶ際の参考にしてみてください。

まとめ

アルバイトを辞める際は、退職代行サービスの利用がおすすめです。

正社員でなくとも退職代行サービスは利用でき、即日退職やアルバイト先との交渉の代行など、悩みの種を総じて解決できます。

退職代行サービスを利用するメリットとデメリットを把握し、自身で退職を伝える場合と比較すると、退職代行サービスを利用するかどうかを判断しやすくなるでしょう。

退職代行サービスを利用する際は、業者選びが大切であることから、ぜひ本記事で紹介した退職代行サービスの中から選んでみてください。